ゆらゆらと燃え上がる “炎”が・・・ |
今年も残り10日あまり、私はあと何回登頂できるだろうか?。先日、千歳山山頂に立ち下界を眺めながら、日々変わり行く自然をまさしく肌で感じていた。
冬を迎え、登山客もだいぶ少なくなったとはいえ、冬山登山の訓練なのだろうか、登山靴にリュック姿の本格的な装備で山頂に挑むグループにも出くわしたりもする。この日も、これまで何度か挨拶を交わしている顔なじみの人が多く、皆軽快な足取りだ。下山の途中、見上げればこんな季節にも濃い緑色を見せてくれる松の木の逞しい枝の“カタチ”が、青い空に向って延び交差する姿に何故か魅力を感じ、暫し足を止めた。(下の一枚)
それでも軽快に下山した私は、久しぶりに登山口の大鳥居の正面にある「千歳山こんにゃく店」に寄って、あのみずみずしい150円の玉こんにゃくを注文、丸太の椅子に座って待っていた私の側には、木質ペレットを燃料とするというパレットストーブが・・・。思えば・どのぐらい見ていなかっただろうか、電気でも灯油でもない・・・ゆらゆらと燃え上がる“炎”が、冷え切った私の体を、ゆっくりと温めてくれた。