千歳山と “雪あられ” |
昨日も又、春の日差しを浴びながら何時ものように千歳山山頂を目指していると、私の足元に白いツブツブがぱらぱらと落ちてきた。ジャンパーに当たってトントントントンと音を立てながら降り続く“雪あられ”。岩にあたって跳ね返り・・枯れ葉に当たって音を立て・・土の上をころころ転がった。太陽の日差しに反射してよりいっそう白く見える、そんな可愛らしい“雪あられ”を楽しみながら私は足を止めることなく又坦々と山頂を目指した。登山道は山頂に近づくにつれ朝降った雪がだんだんと多くなり、そこに今降り続く真っ白な“雪あられ”が重なった。
雪国だからこそ味わえるこんな美しい光景も、そろそろ来年までお預けとなるのだろうか・・?。
街に咲こうとしている桜の蕾も可愛らしく、今か今かと待ち構えているようで、何時になるのか・・・開花宣言が待ちどおしい。