千歳山 “治山工事” |
思い出してみれば、先日も窪んでいたはずの登山道の一部が、新しい土で埋められていたりと・・・、雪もすっかり融け、私のようにこの千歳山愛するたくさんの登山客のために、ようやく今年の治山工事が始まったのだろう。それに、昨年の秋、広範囲に下刈りが行われ、そこに無数の松の苗木が植えられたのだったが、今は冬を越えた苗木が青々とした色を放っている(冒頭の写真)。でも、中には冬を越せず枯れてしまったものもちらほらと・・。作業員は、背中に背負った大きな缶の中から土を出し、枯れた苗木を引き抜き、開いた穴を土で埋める・といったことを繰り返していた。重い土を背負って道のない山に入るといった、大変な作業を引き受けている人たちのお陰で、私たちは安全に山を楽しむことができるのだと、ありがたくも・・ひたすら感謝である。
(作業員も、木陰に腰を下ろし、暫しの一服・・?。)
歩きやすくなった・・そんな気持ちのよい登山道を快調に足を運びながら、快晴だった昨日も、私は何時ものように爽やかな山頂を体感した。沢山の人たちと挨拶を交わしながらのその下山途中で、清々しさをちょっとだけ味わえる竹林がある。私はいつも暫し足を止め、その光景をじっくり味わってみるのだが、昨日は見上げれば・・その葉の真上から太陽の強い光を浴び、その緑の葉が透き通って見えて・・とても綺麗だった。(下)