この時期、やっぱり欠かせないのが、各地を彩る“つつじ”の魅力だ。そして、“つつじ”と言えば・・あの鮮やかな赤やオレンジや黄色といった、様々な色も鮮やかな・・・やっぱり寒河江つつじ公園(写真)。ちょうど今が満開と聞き寒河江で仕事だった昨日、私は少し足を延ばし早速訪れてみた。その名の通り、“寒河江つつじ公園”一面に咲くこの色とりどりの“つつじ”が四万株というその圧倒的な数と、傾斜地に咲くからこそいろいろな角度で一望できるこの光景には、他では味わえない魅力がある。昨日は天気も晴れ渡り、よりいっそう鮮やかさが際立って見えた。確か昨年も満開の時に訪れているのだが、“寒河江つつじ公園”は何時来ても新鮮な感動がある。
“つつじ”・・と言えば、私が訪れたかったところがもう一つあった。それは、一面たった一色の真っ白な”つつじ”に染まるというあの“長井のつつじ公園”。私は、そんな長井の白つつじが見たくて、毎年仕事とにらめっこをしながらそのチャンスを伺ってみるも、これまでなかなか満開にあわせることができなかった。でも、そろそろ満開だろうか・・と、先日(14日)、ようやく仕事を終えた夕方、この日がチャンスとばかりに早速長井を目指した。
ほどよくして、まだ明るいうちに長井のつつじ公園に到着したのが、日も沈もうとした夕方とあってか、訪れる人はほとんどなく、その公園は私の独り占めとなった。よく見れば、どうやらまだ8分咲き・・といったところだろうか?。
でも、場所によっては確かにもう満開のところもあったりで、一面白一色に染まるその光景に「うわぁ~・・綺麗だ!」と、私は思わず独り言。勿論、あの様々な鮮やかに燃える“寒河江つつじ公園”も確かに美しいが、この白一色に染まる光景も、又違った美しさをもち、感動する。
(写真は、まさに初々しい真っ白な”つつじ”。)
人を感動させる・・そんな魅力的な“つつじ”の花言葉が・・
「自制心」「節制」だという。
そして、白い“つつじ”が・・・まるで初々しい・・
「初恋」。
それに、赤い“つつじ”が・・・燃え上がる
「恋の喜び」・・・だというのだから、勿論、”花言葉”とは”ひと”が付けたものではあるのだが、逆にその“はな”・・とは、まさに“ひと”の感情を表す植物だった・・・のかもしれない。
ちなみに、“ヤマツツ”は・・・
「燃える思い」。
色とりどりの”つつじ”の色に、藤の花の紫と、そしてそこに空の青さが加わり、その各々の美しさがよりいっそう際立つ!。(寒河江つつじ公園の一角。)