人工衛星と・・『みうら折り』 |
1970年、三浦公亮(東大名誉教授・宇宙科学研究所、現宇宙航空研究開発機構)氏の考案により、『みうら折り』と称され、一瞬にして全開出きる地図の畳み方として考案した折り畳み方であった。
地上にてコンパクトに折りたたまれた太陽電池パネルが宇宙に運ばれ、それが正確に、しかもスムーズに開くことが出きるという、「伸展機構パネル」の展開方法を研究している過程で生み出された折方で、いろいろな分野に応用されているのだという。
先日、その学生が、「是非折って見て下さい。」と、折り方が書かれた一枚の紙をくれた。(下)
まずは、①一辺を奇数で等分してジグザグに折る。・・出来た。②平行四辺形を作る為にすらして折る。・・勿論出来た。③開いたら交互に凹凸ができるようにそろえる。・・え!・・どう・・どうするの?、出来ない。勿論④の、そっと寄せ集める・・まで到達できなかった。・・あれ、あんなに簡単だと思えた折りかたが出来ないのである。ちょっと悔しい私は、14日までにもう一度「芸工大」を訪れ、あの学生に教わってみることにしよう。