小さな“春”を見つけた! |
私は、この小さな春の息吹を目の当りにし、千歳山も含め、又巡り来る季節・季節にどんな感動が待っているのだろうかと、何故か“こころ”が急にワクワクしてきた。
そして、車の騒音が響く大通りに出て、私は、たくさんの車が行き交う四車線のその道路を横切り、山形県庁の公園にたどり着いた。何時も思うことだが、この、誰も使うことの無いコンクリートとタイルのこの公園は、何とかならないものかと、そそり立つ県庁舎のビルを見上げた。でも、誰も見ることはないのだろうか、そんな僅かな花壇に咲く小さな花の存在に(左)、どこかほっとする気持になった。私は、そんなコンクリートの公園から見えた木の緑の色に誘われ、池のある議事堂前の庭に足を踏み入れてみた。懐かしさのような春の香りを感じながら、今年初めて目にする梅の色の美しさに、「うわぁ~・・綺麗だぁ~・・!」と、私は独り言を言いながら、暫し足を止めデジカメを構えた。(下)