「イトカワ」と「はやぶさ」・・そして地震! |
地球に生きる人間は、これまで地震によってどれだけの命が失われてきたことだろうか。地球にしてみれば、自然現象により、ただクシャミをしただけなのかも知れないが、その猛威の前に人間はあまりにも無力だ。将来、地球の「地震予知研究」が進み、この地震による犠牲者を出すことのない時代がくるのだろうか?。
それとは別に、まだまだ未知の世界がたくさんあるのだろう、そんな地球に、今日、あの「はやぶさ」が帰ってくる。・・・とは言っても、「はやぶさ」本体は、大気圏突入後、間もなく燃え尽きてしまうのだそうだ。七年前に打ち上げられた「はやぶさ」は、60億キロにも及ぶ、気の遠くなるような宇宙の旅を、今日ようやく終えることになる。そして、「はやぶさ」が、大事に大事に抱えてきた耐熱カプセルの中には、果たして小惑星「イトカワ」の“砂“が入っているのだろうか?。もしも入っていれば、約46億年前の太陽系における原始地球の素材がわかるのだという。・・・いやはや、・・まだまだ宇宙へのロマンは尽きない。
今日の深夜に燃え尽きるというこの「はやぶさ」は、その時、まるで流れ星のように見えるのだそうだ。
七年間もの間・・・私たち人類のために!・・。私は、その流れ星に向って、“ありがとう”・・と叫びたい思いだ。
(下は、今日の朝日新聞より。)