昨日は、時々日が差し込む晴天で、しかも「天皇誕生日」の祝日だというのに、昼の千歳山で挨拶を交わしたのは三人だけ。昼時間だったからなのか、珍しいことである。登山道は前日降った雨が落ち葉を濡らし、私の足元で、ピチャピチャと音を立てる。そんな落ち葉に、先日まで無かった爪楊枝のような松の葉が重なっていた。
そんな千歳山は、葉が無くなったせいか、山頂に近づいても街の雑音が何時までも聞こえた。そして、僅かに吹いていた風は、山頂に近づくにつれ強くなり、ヴォー~・・と音を立てる。さてさて、そろそろ千歳山にも冬到来であるが、白くなった千歳山も、違った意味で美しい。
そして今日は、昼近くから雪が降り、いつの間にか吹雪となった。ホワイトクリスマ・・・といったところだろうか。