消防団の車が・・火事!?・・ |
「火の取り扱いに注意してください・・!」と呼びかけながら、横浜市旭区を走っていた消防団の車が突然燃え上がったという。ぼやで済んだが車は消火器の粉まみれ。「旭消防署」は「立場が無い・・・」と語ったという。何というこっけいな光景だろうか!。
「東日本大震災」で、日々、終息の見えない「福島第一原発」の状況に、全てを投げ出し避難を強いられている近隣住民は勿論、何時飛び出すのかその放射能におびえ続ける昨今。
「発電所」に“電気が無い”・・ことで起きたこの原発事故も、先の「消防車」の火事と重なり、今さらながらこっけいにも思えてくる。でも、「福島第一原発」の、ありえないこの光景を笑ってはいられない。
攻められるべき「東電」の体質はともかくも、リスクの巨大な“原発”というこの発電手段。それに加え、半減期が何と・・数万年という放射性核種などの深刻な「原発ゴミ問題」。それらは、子供たちのその又子供たち・・といった目に見える距離感ではなく、少なくとも何万年先といったエネルギー問題を、言い換えれば、人類の未来そのものについて、出来うれば世界共通のビジョンが必要なのは確かだろう。昨日、主要国首脳会議(G8サミット)で、「出来うる限り核エネルギーから脱却する」と表明したドイツだが、各国、原発の安全性強化は当然のごとく合意に至ったものの、“世界共通のビジョン”までには、まだまだほど遠い。
(上は、今日の朝日新聞より。)