365分の一の・・・“至福の時” |
(左:大井沢のヤマツツジには、まだ鮮やかな蕾が見える。右:雨や雪解け水で出来た水溜りにカエルの卵を発見!。)
先日、マタギでもある友人の実家のある大井沢へ向かい、何時もの仲間4人で山菜を目指し山に潜り込んだのである。毎年同じコースで山に入るも、マタギの友人がいなければ私たちだけでは決して無事帰ることは出来ない。千歳山登山で鍛えているとは言え、藪を掻き分けるには、体をひねらせる腰のチカラと全身のしなやかさが必用で、千歳山のようなスニーカーで登れる優しい登山とは全く違う。そして、ひたすら登りつめ、ようやく“ウド”や“アイコ”、それに“たらの芽”を少々。木々の爽やかな香り「フィトンチッド」を全身で浴びながら、背中のリュックのずっしりとした重さを感じ、山の恵みに感謝である。
山形に戻り、4人で贅沢な食卓を囲む。私にとっては一年に一度のこの瞬間!、そして、又次は365日待たなければ体験できない、・・・どんな食材よりも美味な“ウドの一本揚げ”。