「あっ・・痛たたた~!」と、体を曲げるたびに手を腰に当て、今日は朝から心地よい筋肉痛を味わっている。“農”とは、やはり腰の“チカラ”と“しなやかさ”が必用なのである。
私は昨日、腰を屈めながら畑の雑草を取る作業を続け、時々その腰を上げた私の正面には、すぐそこに「朝日連峰」が・・!(上)、そして、私の背後には、融け残った雪をたっぷりと抱えた「名峰:月山」が、抜けるような真っ青な空を背景にしその美しい姿を見せているのである(下:帰りの途中車を止めての一枚)。私は、「朝日連峰」と「月山」の雄大なそのはざまにある大井沢の地に立ち、畑作りをあえて体感したくて、「家屋改造計画」のお手伝いと称し、昨日友人の実家のあるこの大井沢に又押しかけたのである。
昨日は日曜日とあって、大井沢を、冷たく清らかな水が滔々と流れる「寒河江川」では、朝からフライフィッシングを楽しむ釣り客で賑わっている。・・でも、ここは釣った岩魚や山女を持ち帰ってはいけない「リリース区間」。どうか、そのルールだけは守って欲しいものだと、渓流釣りの大好きな私は、釣竿を持って直ぐにでも「寒河江川」に入りたい気持を抑えながら、朝から友人の実家を訪ねる。
この豪雪地帯大井沢の、無人となってしまった彼の実家だが、無人・・だからこそ冬屋根から雪を降ろし続けなければ家は潰れてしまう。そこで、5月の21日から始まった雪下ろしのいらない「家屋改造計画」のお手伝いも、私にとって昨日で二回目。(一回目のブログ
「“腰のチカラ”と・・“持続力“!」や、二週間前に大井沢を訪れた
「365分の一の・・・“至福の時”」もどうぞ。)「大工仕事」に「畑仕事」と、雄大な大自然に囲まれながら心地よい汗を流し、それに、“こころ”に必用な栄養をたっぷりといただいて夕方無事帰宅。
そして、それからが又・・「至福の時」なのである!。
彼の弟さんが栃木から駆けつけ、二人共揃ってマタギの彼らは、前日、大井沢の山を駆け巡りながら収穫した「タケノコ」を、たっぷりといただいて来たのだ。それに帰り際、実家の近くにある彼の「わらび畑」で“わらび”の採り放題(上)。帰宅した私は、ビールを片手に「わらび」の灰汁抜きと、「タケノコ」を天ぷらやタケノコ汁にしようと仕込みに熱中。
(仕込み終えた美味しそうなタケノコたち)
・・・そして、熱々の「タケノコ一本揚げ」の天ぷらを頬張れば、“食”の・・・・それに勝る喜びは無い!。