昨日は・・・、雪かき・・雪かき・・雪かき・・である!。 |
それにしてもよく降ったものである。さらさら雪が車に30センチは積もっただろうか?。「どうれ・・やるか!」と気合を入れ、スコップとスノーダンプを駆使し、3~40分の雪かきが続く。そして、ちょうど終りかけた頃、少々遅刻気味で管理人さんが車で登場。「いやいや、何時もなら15分のところ、今日は雪渋滞で余裕をみなからも一時間半もかかってしまった!」と嘆きの一言。ところが、いちばん奥にある管理人さんの駐車場まで、あまりの雪の深さでたどり着けず、車も雪にうもれてしまった。では・・と、今度は管理人さんの車を空き駐車場に入れるために、又30分ほどの雪かきである。
そうこうしているうちに、マンションの住民達が、次から次に駐車場に登場。雪に埋もれた自分の車を何とか出さなければならない。中には高齢者もいるものだから、スノーダンプを一生懸命に押す老体に鞭打つ姿を見てしまえば、又手伝わないわけにはいかない。そして又、40分ほどの雪かき手伝いである。
やれやれ・・と、何時の間にかようやく車を止めた管理人さんだが、今度は玄関附近や客用駐車場の雪かきをせねば・・と、70歳を過ぎたそんな管理人さんを見たならば、またまた手伝わないわけにはいかない。そこで又30分の雪かきである。そして、ようやく終りかけた頃、二人とも「自転車小屋の屋根・・雪で大丈夫だべが~・・?」と、その屋根に積もった80センチほどの雪に唖然!。「もう昼だし・・、ちょっと休んでからにすべっは~・・。」と、汗で濡れてしまったTシャツなどを着替えるために暫し自室に戻る。
そして昼ごはんを済ませ、今度は自転車小屋の屋根に登って二人で雪下ろしである。30分ほどが過ぎ・・、又少々汗ばんだ頃、「すいません、車出せないんで・・お願いできますが!」と、下で自転車小屋の私たちを見上げる住民の奥様の困った表情。それならば手伝わないわけにはいかない。二人屋根から降り、その駐車場に行ってみれば、四駆だというその車は、車底を硬い雪に乗り上げてしまったようで、つまり亀の子状態。これでは、いくら頑張ってエンジンを全開にしても脱出は出来ない。
そこで、車をジャッキで上げながら、車の下に固まっている雪を掃き出す。何とか出られそうな状態になったのだが、雪の運転が苦手だというその住民に代わって私が運転。40年近くも雪国で車を走らせていれば、脱出方法もうまくなるものである。後ろへ・・前へ・・と、少々反動をつけながらようやくその窪みから脱出した。それに要した時間・・約40分。「いやぁ~・・ありがとうございます。何とお礼を言えば良いのか・・本当にありがとうございます。」、管理人さんと二人、そんな言葉を聞けば、それまでの疲れが吹っ飛んでしまう。・・やれやれ・・と思う間もなく、まだ自転車小屋の雪降ろしが終っていなかったことに気がつく。管理人さんと二人、「どぉ~れ・・、やるかぁ~・・!」と、又自転車小屋の屋根に登り、残っていた雪かきである。
終ってみれば、私は昨日、一日のほとんどを雪かきに追われてしまったようである。