日々仕事に追われるのは嬉しいが、少しは、じっくりと自分のブログと向き合える時間がほしいものである。
ようやく仕事に追いついたかと思えた昨日、私は、又千歳山山頂へと向かった。ここのところの低温で、登山道はガリガリと凍てつき、足元のアイゼンがカツカツ・カツカツと氷を捉えるような音を立てる。
登り始めたころは曇っていた空も、徐々に青空が広がり、山頂を目の前にしたその瞬間、正面の展望台の背景となった空の、何という深い青さだろうか。純白の雪とのコントラストも美しく、空と雪がお互いを際立たせる。思わず・・一つ大きな深呼吸をし、「・・・あぁ~・・風が・・美味しい!」・・と又独り言。
こんな美しい登山道に囲まれれば、小さな疲れさえ吹き飛ぶ!。
昨日の山頂展望台からの一枚。下界の水平な部分は全て純白の雪に覆われている。
そんな昨日も、低くなったあの赤い鳥居に頭を打ち付けないように、見を屈めての下山である。