昨日の早朝ベランダに出て見れば、正面の千歳山が、まるでパウダーを振り掛けたように真っ白に染まっているではないか(上)。四月に入ったというのに雪が舞い降り、あたりの屋根にも2~3センチの雪が積もっている。そんな千歳山を眺めてしまえば、又その懐に潜り込みたくもなってくる。天気予報は終日雨のマークだが、空を見上げれば雨が落ちる様子は全くない。早速何時もの登山の出で立ちでマンションを出た。
そして稲荷神社までの階段を登りきり、たぶん薄く染まっているだろうと思った登山道にはもう全く雪がなく、今朝降った雪はあっと言う間に溶けてしまったようだ。ここのところ、一気に春に近づいているのか肌に触れる僅かな風も、春の緑の香りさえ感じる。遠くに聞こえる鳥の囀りさえも何時になく甲高く聞こえ、もう4月に入ったのだから今日の雪は最後の雪なのだろう・・と。
昨日は、春が近づいた日曜日とあって、千歳山には朝から登山客とたくさん挨拶を交わした。