「柳ジョージ」 サマービアフェスタ2007 |
「“柳ジョージ”って漫才師ですか?」・・・とは知り合いの会社の20代の若者たちだ。
「所ジョージ」や「村上ジョージ」などのお笑いタレントと思ってしまったようだ。
彼は年数回ライブを行っているものの、メディアから影をひそめていた訳だし
私が、『WEEP IN THE RAIN』 という曲、彼のあの艶のある太い声に魅せられたのは
70年代、つまり30数年前なのだからそれも無理の無いことかも知れない。
あるお客様と、その仕事仲間5人の毎年恒例になった
「ホテル・メトロポリタン山形」でのビァパーティー。
今年は“柳ジョージ”のライブだと聞いてとても楽しみにして出掛けた。
お客様とビールジョッキを傾け、話に盛り上がってほろ酔い気分になっていたら
突然照明が落とされ、ステージに彼が現れた。
「あれ!本当に“柳ジョージ”?」 「まさか歌真似そっくりさんじゃぁ~無いよねぇ~・・・」
などと、お互い顔を見合わせた。
私達の知る“柳ジョージ”とはまるで別人のようだったからだ。
よくよく思い出してみると、トレードマークだった彼のこの“髭”が無かったからだと気付いた。
(写真はネットから)
そして、賑わうこのビアホールの数百人はいるだろう観客の前でライブ。
そのステージに釘付けになり、彼の懐かしい歌に魅了され続けた。
観客の一部には、踊りだす人が現れたり、最初から総立ちの人達がこの会場の雰囲気を
益々盛り上げてくれた。
その艶のある声は少しも変わっていない、59歳となった“柳ジョージ”のライブ。
暫し仕事から離れ、とても楽しいひと時だった。