“WindowsXP”と “守り神” |
限界を感じ、新しいパソコンに交換しようと、まずは最近の売れているパソコンの傾向など
家電店をくまなく見て回った。
性能は別として、お決まりの各メーカーながら、最近のパソコンの個性の無いデザインに
少々驚きを感じた。
色は決まって白。それにWindowsXPが姿を消し、全てWindowsVistaに入れ替わっていたのだ。
店員に聞くも、今後5~6年で日本のパソコンは全てこのVistaしか生き残らないのだ・・・という。
いくらビジネスで使用するという、特殊な業界を相手にはしていないのだろうが
それにしても、選択肢が無さ過ぎる気がした。
私の仕事仲間でも、まだVistaを使っている人がいないのがもどかしいが
私はやはり、仕事で使用するパソコンは、「Vistaは重いからXPが良い!」と言う
友人のアドバイスを信じ、昨年ある業者を通し、DELLのWindowsXPと決め
仕事道具の大改革を行った。
私は、以前沖縄を訪れたとき購入したある「シーサー」が、以前は玄関の下駄箱の上で
私の家を守っていてくれたのだが、何時からか何時もそばに置いておきたくなって
今では私のこのパソコンの両側を守る“守り神”となっていた。
「シーサー」といっても、あの土産品などのお決まりのものではなく、ある作家の作品で
微笑ましくも逞しい「シーサー」なのだ。(写真)
この「シーサー」と出会うった時、「あっ!」と思うほど引き付けられ・・まるで私を待っていたかのように、一分と待たせずに購入することを決めたのだった。
左右全く違う形のこの一対の「シーサー」は、中が空洞ではないので、とにかく重い!
スーツケースに何とか詰め込み持ち帰ったのを覚えている。
それ以来、私の仕事の中枢にデン!と構えて、これまで私をしっかり守ってくれている。
私の事務所に飾ってある数枚の絵など、このシーサーのようなそんな出会いは初めてではないが、かといって、私の感性に響き、手の届く値段など、そんな作品にはそうそう出会えるものでもない。
このシーサーは、勿論、今回新たになったパソコンの両脇に又デンと構えていただいた。
そして、どうか末永く私と付き合ってほしい・・・と・・・この一対のシーサーにお願いした。