SUMMER BEER NIGHT~葛城ユキ スペシャルライブ |
ホテルメトロポリタン山形4階「霞城の間」には、夕方6時には既に満席状態。
私たちは、同じテーブルの人数分の客席を確保、乾杯と同時に「いやぁ~・・・うまい!。」と
声を揃えた。
4~500人は入れるだろうか、グラスや食器の音に会話の声が重なり、よりいっそう
雰囲気がもり上がる。
この7.000円というパーティー券だが、飲み放題においしい料理が食べ放題、、それに何といってもスペシャルライブ付きなのだから、けっして高くはない。
昨年のスペシャルライブは「柳ジョージ」、その前の年は“キッスは目にして”の「ザ・ヴィーナス」と、私たちのような年代の人たちには、懐かしくも思いで深いライブとなった。
昨日のうだるような暑さの中、ようやく一日の仕事を終え開放感に包まれた体にビールが染み渡る。
私たちはいつの間にかスペシャルライブを忘れ、お互い会話が弾み出したころに、会場の照明が徐々に落ち、音楽が流れた。
そして間もなく“葛城ユキ”が登場!・・・いよいよ「葛城ユキ スペシャルライブ」の始まりだ。
カーボーイハットのこの姿で現れた彼女は、凛として姿勢が良く、そしてとても若々しく見えた。
「ところで、“葛城ユキ”って幾つになるんだ?。」と、誰からともなく彼女の年齢の想像が味まり
「多分57~58歳になっているはずだ・・!」という説が正しいらしく、声の艶や表情やそのスラッとしたスタイルは昔とちっとも変わりなく見え、若さ溢れるエネルギッシュな彼女に私たちは皆驚いた。
現在はインディーズで活動、独特のハスキーボイスを持ち味とした歌手。
1980年にファーストアルバム『寡黙』をリリース。
1983年にASKA作詞提供の『ボヘミアン』が大ヒット(以後自身の代表曲となる)。
ネットから
リズムの良い歌を、ハスキーボイスな声で歌い上げる彼女の姿に酔いしれ・・・いつの間にかテープ゛ルのあちこちでは、手拍子と共に総立ち状態となった。
そしてあの名曲「ボヘミアン」では、私たちは、1980年代にさかのぼるように・・・まさしくライブハウスがごときに、歳を忘れて大いに盛りあがった。
この「SUMMER BEER NIGHT~葛城ユキ スペシャルライブ」は
7月14日(月)から始まり、明日の17日(木)まで続く。