宮城県大崎市 “鳴子峡” |
昨日の仕事は、以前より計画中だった、抜け殻となったパチンコ店の建物をリニューアルし、産地直売の物販店に改装し再利用しよう・・・・という計画が順調に進み、どんなものをどんな風に陳列し、何処にレジを置くか?・・・など、オーナーと一緒にその具体的なイメージをお互いに語り合い、そのすりあわせをするために現場を訪れたのだった。
そんな折も折り、現在ある酒田の“アメ横”が、来春をもつて閉店することとなったようで、それを受ける形の計画となった。これまでの“アメ横”とは違う明確なコンセプトと、既成のスーパーマーケットには無い、生産者の顔が見える産地直売を目指し、更に、精肉と鮮魚店も名乗りを上げたことを受け、“いちば”としての魅力ある空間をどう作ればいいのか、膨れ上がるお互いのイメージを熱く語り合った。
そして、その結果を受け、今後もまさしく賑わう“活気のある市場”・・を目指し、そのイメージを“カタチ”にするために、私は又日々奮闘することとなった。
雨も上がり・・さて、時間はまだ午後2時半、どしゃ降りの雨で紅葉狩りができなかった先ほどの112号線のリベンジとばかりに、私は、渓谷に浮かび上がる紅葉をひと目見ようと全国から訪れると言うあの“鳴子峡”に向おうと、急いで車を走らせた。
新庄を通り過ぎ、まっすぐに続く47号線を東に30分ほど車を走らせると、鳴子温泉の少し手前にその絶景だという“鳴子峡”があった。平日とあってか観光客も驚くほど多くはなく・・・それもそのはず、先週の週末あたりがピークだったようで、一週間過ぎた昨日はだいぶ葉も落ちてしまったようだ。
それでも、この大谷川を刻むV字渓谷の鳴子峡は、高さ100mほどの断崖絶壁が2km以上続くというほどに、その壮大な光景に圧倒され感動する。(冒頭の写真)
先週は、さぞ美しかっただろうと、私は、正面にその渓谷を見詰め、雄大な自然を前にその不思議さを思った。(下の写真はそのピーク時の“鳴子峡”の一枚:ネットから)
“鳴子”と言えば“鳴子温泉”。勿論、風呂好きな私は、47号線沿いにあった日帰り温泉「しんとろの湯」で温泉を楽しんだ。
つるつるとした泉質にも心地よさを感じながらも・・さすがに温まり湯・・だというだけあって、自宅にもどってもまだ私の体は温かかった。