冬・・到来! |
電話の相手・・・・なにやらしつこく交渉
GSの社員 「特別に・・と言われても、奥さんだけに~・・ていうのはできないんですよぉ~・・・!」
電話の相手・・・・それでも食いさすがっているようだ!
GSの社員 「はい!・・・それは承知しておりますけど・・やはり皆さん同じですので・・!」
電話の相手・・・・お得意さんなのか・・それでもなかなか諦めない!
GSの社員 「申し訳ありませんが・・当店では皆様に公平に対処させていただいておりますのでぇ
~・・!」
今日の早朝、遠くの山は真っ白に染まり、日中は平地にも雪が降るという。
明日、仕事で仙台に向わなければならない私は、ようやく冬タイヤを交換しなければと、近くにある何時ものガソリンスタンドに車を届けに駆け込んだ。
早朝から、私と同じようにたくさんの車が押し寄せ、朝いちばんに届けても交換が終わるのが夕方になってしまうというその状況を覚悟しながら、私は、幸いにも近くだった自宅に戻り、仕事を続けながらひたすら終わるのを待つことになった。
ところが、「お得意様なんだから、自分のだけは速くしてくれ!」とでもいっているのだろう、たぶんそんな無理難題を押し付けようとするお客様の電話の応対に苦慮する社員の会話を、私はそばで何故か微笑みながら聞いていた。彼の言う・・“公平に”・・というのは当たり前のことなのだが、お得意さんなのだろう・・そのお客様にも毅然と対応する若者の姿に、私は爽やかさと凛々しさを感じた。
今日のこの天候で、千歳山登山を諦めた私だが、つい先日何時ものように、千歳山の山頂を目指そうと大きな鳥居をくぐろうとしたその瞬間だった。突然突風が吹き、鳥居の脇の銀杏の葉が吹雪のように舞って、まるで急いで冬支度でもするかのように私の足元に次々に落ちてきた。バラバラに・・不規則に落ちてきたはずの黄色のその葉は、私には、キャンバスに絶妙なバランスで描かれた絵のようにも見え、思わずデジカメを構えた。(冒頭の写真)
決して人に見せようとして作ったわけではないはずが、とても美しく見えるものが他にもたくさんあった。先日、仕事で米沢に向っていると、上山あたりから住宅の軒先などに吊るされた、秋の風物詩“干し柿”もその一つだ。
先日、白く霞む息を吐きながら、何時ものように山頂にたどり着いたが、さすがに12月近くになると千歳山の山頂付近は木々も葉を落とし、何時もの風景が一変していた。
猛吹雪・・となった今日、夕方になり、ベランダから見下ろす屋根には、2センチほと雪が積もり、あたり一面真っ白になった。