蘇った”イチロー”・・どうした”一郎” |
(写真は全て、今日の朝日新聞より)
そしてその夜、今度は観衆で埋め尽くされた東京ドーム、日本対韓国戦の1回表。これまで打率不振だった一番イチローがバッターボックスに立った。そしていつものポーズ、右手を伸ばしバットを天に向け真っ直ぐに立てた瞬間!観衆のカメラから無数のフラッシュが灯され、その不思議なフラッシュの美しさに見とれた人が多かっただろう・・珍しい光景、そして、ライト前に打ち返しヒットとなった瞬間、観衆が総立ちとなり湧き上がった。その後、二番中島、3番青木とヒットが続き、走ったイチローがホームに帰って一点先取。その後、取も取ったり、蓋を開けてみれば14対2と、コールドで圧勝!・・昨夜、J1モンテディオ山形の勝利の後に、今度は“侍ジャパン”の強さに沸き、久しぶりに爽快感を味わったひと時だった。
この人が元気でなければ盛り上らないWBC、見事に蘇ったそんな“イチロー”だが、西松建設からの裏献金で公設第一秘書が逮捕という・・もう一人の“一郎”は、いったいどうしたというのだろうか?。
100年に一度の経済危機という先の見えないこの状況に、与党も野党も、日本の政治は国民の生活から離れた部分で時間を費やすこの姿。ひたすら呆れるばかりだ。つい先日、映画「おくりびと」のアカデミー賞に沸いたばかりの私たちは、そんな・・政治にため息をつきたくなる昨今!昨日、明るく湧き上がる嬉しさを今度はスポーツで味わうことが出来、閉塞感漂うこの現状に、大いに癒された瞬間となった。