“ベッキーの魅力!” |
ここ数年だろうか、NHK・民放問わず、あの魅力的だが気取らないタレント“ベッキー”を一日たりとも見ない日はまずない。今やCM8本、それにレギュラー番組にいたっては何と18本という人気ぶり。
「ベッキーすごいぞ芸人」と題した、テレビ朝日系の雨上がり決死隊のトーク番組『アメトーーク!』が、08年10月16日に放送されていたのだった。そこでは、彼女の魅力について多くのタレントたちが語り合う・・といった、何と“ベッキー”一人だけの話題で番組が成り立つほどに、気になる存在になった“ベッキー”。私はその番組を、先日ネットで偶然に見ることが出来た。
その番組の中で語られた彼女は、・・・「テレビ朝日高感度3位。」、「ロケにいくと、スタッフがみんなベッキーのことを好きになる。」、「ベッキーは寝ない!。」、「自分のホームページに寄せられたコメントを全て読み、場合によってはコメントを返す。」、「スタジオに入る時、必ず一礼してから入る。」、「サンミュージックを見たらもっと好きになる。」、「犬と会話が出来る。」・・・・などなどなど、彼女についての驚きの生活や性格について次々と語られていった。
そんな個性的な“ベッキー”だが、そんな彼女についての情報をここで少し!。
彼女は、まずは神奈川県出身でサンミュージックに所属、当初は「女性コメディアン」を名乗っていたようだが、肩書きは女性タレント・女優・歌手。そして血液型はAB型。亜細亜大学経営学部経営学科をタレント活動と学業を両立させながら、2006年3月に修業期限内(4年)で卒業し、学位は学士。だが、その学費は全て自分で払っていたという、。母親は日本人で父親はイギリス人なわけだから、勿論、あの青い目も素敵な・・“ハーフ”で、下に妹が1人いるという。彼女は子供の頃から芸能人になることに憧れていたようで、デビュー前に水着の仕事が舞い込んだのだが「将来お宝映像として出てしまうかも!。」と、受けようとしなかったり・・!、また「将来何かの思い出番組で使われてしまうかも!。」と考え、ラブレターなるものも・・全く書いたことがなかったようだ。
自分の、そんなタレントとなった姿すらイメージしながら日々を過ごし、その通りになったそんな自分、今度はより自分らしさ・・といった個性を除々に高めていき、そして今、彼女が描いていたその“自分”そのもののイメージになっているのだろう。彼女の個性が光るのは、自分のよさを知り、それを個性に出きるといったパーソナルブランディングが完璧だからこそ、・・なのだろう。つまり彼女らしさといったブランドづくりに見事に成功しているのだ。
「メラビアンの法則」で有名な、アメリカ合衆国の心理学者アルバート・メラビアンの実験結果によると、人が他人から受け取る情報の割合は、表情55%、声のトーンやテンポ38%、話す言葉の内容 7%」となっているのだという。私たちは相手が話した内容の実に13倍以上の情報を、顔の表情や仕草、声の質などで受け取っていて、それをもとにして、相手のことを「好きか嫌いか」・「有能そうか」・「信頼できそうか」など、知らず知らずのうちに判断していることになるのだという。つまり、バーバルコミュニケーション(言葉による自己表現)より、ノンバーバルコミュニケーション(言葉以外による自己表現)のほうが、その人を知るもっとも重要な手がかりになる・・というわけである。
可愛くも気取らず、どんな会話にも歩調をあわせ、心から言葉を発することの出きる“ベッキー”。
そんなベッキーのバッグの中には、いつでもお礼状を書けるようにと、ベッキーの写真つきハガキやレターセットが入っているのだと知って、並々ならぬ人に対する気遣いも、彼女の高感度に繋がっているのかもしれない