今日は、又もその瞬間をLIVEで見ることが出来なかった。「“ベルリン”世界陸上」の“男子200メートル”決勝を、今か今かと待ち受けながら、深夜の午前3時、又も睡魔に勝てず、ジャマイカの「ウサイン・ボルト」が19秒,19の世界新を、私は残念ながらニュースで知ることになってしまった。“男子100メートル”決勝で、既にブッチギリの9秒,58と世界新をマークしている人類史上最速の彼は、1986年生まれというのだからまだ22歳!。昨年、スーパー陸上で来日した際、当日引退式を行った「朝原宣治」を労い、ボルトは
「今の私にはアサハラのように36歳まで走ることは考えられない・・。」・・と語ったと言うが、36歳までにはまだ14年もありまだまだ若い彼ゆえに、今後、人類のこの記録をまだまだ塗り替えることは出きるだろう?。この記録は、1996年、アメリカは「マイケル・ジョンソン」が、それまでの世界記録19秒32を12年振りに0秒02更新し、これが人類の限界か?・・といわれたその記録を13年後に0,12秒更新した・・ということになる。今日の朝のテレビで、なぜに彼はそれほどまでに早いのかを解説していた。彼は、ジャマイカの坂道を、一気に駆け上がることで身に付けた、体をうねらせながら走る“トカゲ走り”と、あの、常におどけることでリラックスを生み出し、早く走ることができるのだという。それは、野球選手がチューインガムを噛むのも、リラックスさせる効果なのだという。まだ22歳の彼がゆえに、今後も、世界中の全人類をもっともっと楽しませてくれるに違いない!。(写真は全てネットから。)
そして、連日、爽やかな戦いが続く熱闘甲子園「第91回全国高校野球選手権大会」も、昨日で全国8強が出揃った。昨日の第三試合、不運にも東北勢同士で潰しあうことになってしまった「東北高校」対「花巻東」は、4対1で「花巻東」が8強へと進んだ。開幕当初から、全国から勝ち抜けた高校生の中に一人だけプロが混じっている・・・と言われるほどに、プロ注目の「花巻東」左腕・3年:菊池雄星投手(18)は、184cm82kgと、その恵まれた体から迸る評判通りの最速154㌔の直球で、甲子園の観客をどよめかせた。154㌔・・・とは、いったいどんな速さなのか・・野球をちょっとはかじった私にも、その感覚は分らないが、少なくとも高校生がバットの芯で捕らえられる速さではないのだろう。でも、初戦の大戦相手となった「長崎日大」戦で、三本のホームランを打たれているわけだから、打ち勝った選手もあっぱれ・・である。そんな菊池投手は、昨日の試合で、五回と九回に最速154キロをマーク、6安打9奪三振1失点で完投勝利をあげた。19ものプロ球団のスカウトマンが見詰めていたというこの試合。彼の今後の進路は何処へ・・?。それにしても東北勢のこの二校。是非、決勝戦で闘ってほしかったものだ・・と。