氷の歩道に・・”へっぴり腰“ |
そして、防寒具に身を固めマンションを出た直ぐの車道で、足元が滑って思わず尻もちをつくところだった。車道に降り続いた雪が圧雪常態になり、それが凍り付いてしまい、まるでスケートリンク。気を取りなおした私は、ついへっぴり腰になった。そして車道を抜け、退庁時間を迎えた山形県庁脇の歩道を歩くも(左)、足元では凍てついた雪を踏み、ガリガリ・・ゴリガリ・・と、音を立てる。私とすれ違う、近くの中学校から自宅に帰る生徒達の足元は、以外にしっかりしている。流石に雪国育ちの子供たちである。ブーツ底の問題なのか、私は、時々足元を滑らせながら・・・やっぱりへっぴり腰である。そして、段々耳がかじかんできて思わず手袋をはめた両手で両耳を被った。そして、ようやくスーパーに到着。10分ほどで買い物を終え、又氷の道に足をとられながら、へっぴり腰でようやく自宅に着いた。千歳山の登山道が凍てついていればアイゼンが守ってくれるし、車はスタッドレスタイヤがかろうじて氷を噛んでくれる。でも、私は、子供のころから慣れている・・と思っていた氷の道を、“歩く”・・ということは久しぶりだったようだ。