“カエル”の子は・・“カエル”? |
食事の終わった夜8時、「山桜:桃の湯」の大ホールで、何やら旅芸人の舞踊があると聞き、ありがちな何時もの“国定忠治”の「・・赤城の山もぉ~・・」的な芝居かと、あまり期待もせずほろ酔い気分で会場に入った。
公演が終わった帰り際、一人一人のお客様を見送る美しい彼と握手を交わし、とても柔らかなその手にドキッとしなから、私は・・感動した。
後で知ったのだが、彼は、「劇団誠」の座長であり、自らが創設した新舞踊「誠心流」家元でもある「松井誠」の息子「和 悠人」(かずゆうと)だというのだから・・納得である。
福岡県大牟田市出身の俳優「松井誠」は(左:ネットから)、『生きる博多人形』・『長谷川一夫の再来』と呼ばれ、2007年にはあのNHK大河ドラマ『風林火山』で「北条氏康」役を演じている。それにしても、この妖艶なまでのその表情は、父親そっくり!・・・、やはり、“カエル”の子は・・“カエル”というこのなのだろう。そんな彼は、父親とは別に「劇団悠」を率い、独自に活躍しているという。この日も一泊で訪れたのだろう、神奈川県相模から、彼の演技に魅せられた数人の「追っかけ」が来ているのだと聞いた。
それはそれとして、あの”世界遺産”は近日このブログで。