先日、かつて様々な賞を受賞した天童市民の・『市民作品展』・を観ようと「天童市美術館」を訪れてみた。すると、受付にて、「お一人様一枚・・くじ引きが出きるんですよぉ~。」と、何やらたくさんのクジか入った透明な箱を差し出してくれた。美術館でクジ引き?・・とは、初めてのことだが、昔からクジ運の悪い私なのだから、全く期待もせず一枚を選び出した。案の定・・、「残念賞ですねぇ~・・、そこにある葉書から一枚どうぞ!」というわけである。このクジ引きの最高賞が何なのかはわからないが、これも嬉しいではないか!・・と、様々な画家の数十枚の絵葉書から、1番心に引かれたこの一枚をいただいたのである。
画:斉藤真一『赤い洋燈』:1981年。彼が59歳の時の作品である。
彼の、何時もの魅力的なこの画風・・・、まるで一冊の小説を読んでいるかのようだ。
それにしても、仕事を持ちながら見事な絵や彫刻や写真を生み出した天童市民の力量に驚嘆である。
さてさて、又仕事に向かわなければならないが、今日、窓の外では朝から雪が深々と降っている。