被災地の“福島~茨城”・・の旅! |
「いわき市立美術館」の『光あれ!、河口龍夫3・11以後の世界から』・展
「茨城県天心記念五浦美術館」の『佐藤美術館コレクション花鳥風月―四季によせる想い』・展
いわき市、「金澤翔子美術館」
「CCGA現代グラフィックアートセンター」の『版で発信する作家たち・AFTER3:11』・展
会津若松市、「スペース・アルテマイスター」の『伊藤慶二「3・11鎮魂」展』
同、建築景観賞を受賞した仏壇店、『厨子屋』
先日、一泊旅行でこれら全てを制覇し無事帰宅。今回の旅行で印象的だったのは、一年を過ぎ去ったあの“3・11”だが、その犠牲になった多くの人たちへ向けた鎮魂の思いを、各々のアーティストたちが自分なりの方法で表現されていたことである。
震災後、音楽家は”音楽”で、映画監督は“映画”で、写真家は“画像”で、そして小説家や詩人は“言葉”で表現され続けたこの・・”鎮魂の思い”。だが、今回の旅行で目の当りにしたのは、書家は“文字”で、画家は“絵”で、そして陶芸家は“陶芸”で見事に表現されていたことである。特に、陶芸家“伊藤慶二”氏の、土により表現されたその“カタチ”は、私の同じ鎮魂の”こころ”に強く響き、魂さえ感じるような一つ一つの作品に時間を忘れ釘付けになった(左:下共、チラシより)。
そして、今回一泊の宿に選んだホテルは、あの大震災で1階が浸水したという茨城の「磯原シーサイドホテル」。この4月に入って完成OPENしたばかりの屋上の露天風呂の開放感と、そこから180°見渡すその海の絶景に感動(左)。
(各々のアーティストたちが表現して見せた”鎮魂”の”カタチ”は、いずれ又このブログで。)