田麦俣の多層民家 (ちょっとだけ甲子園) |
日大山形の強さ!
今治西に延長13回、2点取られたその裏に3点取った逆転劇。
信じられる・・何か・・・エネルギーを感じることが出来ました。
それにしても、朝日新聞が [エースの阿部 (宮城県出身) と仙台育英との
同郷同士の戦い!] と表現されていたのが気になりました。
ほかの山形の選手への気づかいが足りないのではないかと・・。
(私も以前から朝日新聞の読者なのですが。)
そして、今年の春の選抜でも大いに活躍を見せた沖縄石垣島のあの八重山商工。
その初戦、相手は千葉経大付高校でした。
九回の表6-6で同点に持ち込み、延長10回見事な攻撃で逆転勝利を収めました。
その後の健闘も目を見張るものがありました・・・・・・。
名門高は全国各地から名手が押し寄せる風潮をよそ目に、この学校だけは、あの石垣島
(人工四万弱) から選ばれた地元の生徒たちだけだといいます。
子供のころから一緒に野球をやっていたという意思の疎通のなせる技?
・・・・・・・・どうしてこれほどまでに強いのか?
そこにこの高校野球の本来の意味が隠れているのかもしれません。
そんな感動の余韻がまださめないのですが、ごめんなさい!・・・です。
突然話がかわります。
今日の写真、(ブログには必ず写真を・・と。)ちょっと前になりますが
(今年の6月)久しぶりに田麦俣の多層民家を見にいった時のものです。

兜づくりで今残っている建物はこの遠藤家だけなのです。
同じ兜づくりの渋谷家は、ずっと前に文化財として鶴岡致道博物館へ移築されました。
多層民家ホームページアドレス
http://www.tsuruokakanko.com/cate/p0136.html です。
その遠藤家、ちょうど茅の補修をやっているところでした。一人で作業するのですから
写真のようにハシゴを足場にして登って行きます。
この遠藤家、あの白川郷の合掌造りとは又違った意味で、力強さと迫力を感じます。
20数年前、この遠藤家の修復工事をしている時に訪れた事がありました。
その時、確か柱の下1/3が腐食していて途中から大工さんが、見事に継ぎ足して
復元しているところに出くわしたのを思い出します。
塗装もスス色そっくりに塗られていて古いものと見分け付がつきませんでした。
職人さんに聞いたところ、ナラの木を焼いたススに、ニカワを混ぜて塗ってるんだ!・・・
と言っていました。
見事な技術だと思いました。
現在は、桂離宮の修復とか、もっと進んだ修復の技術はあるのですが。
昨今、確かに工場生産の必要性は感じるのですが、その時の職人さん達の顔
が浮かぶ・・・顔が見える、私は・・・そんな仕事を残したいと思っています。
遠藤家の隣の 「かやぶき屋」 で宿泊することが出来るようです。
再び・・・この夏!
日大山形やあの八重山商高の、その強さ
早稲田実 対 駒大苫小牧 どちらも決して負けない決勝戦・・・・・・
さわやかな感動がありました。